西普天間地区で石綿 建物2棟、防衛局処理へ


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 【宜野湾】2014年度末の返還が予定されているキャンプ瑞慶覧西普天間住宅地区(約51ヘクタール)で、返還境界線の柵設置のため先行して取り壊される建物2棟から、アスベスト(石綿)が検出されたことが18日、分かった。

沖縄防衛局が今後、処理計画を作成し、中部福祉保健所や労働基準監督署などと調整して処理する。
 防衛局が11月18日から12月10日にかけて実施した委託調査で、2棟の床シートや床接着剤などから、アスベストの一種であるクリソタイル(白石綿)が見つかった。含有率は3・7%~32%だった。13日に報告を受けた宜野湾市は撤去時の立ち会いを求めた。