【南風原】住民主体で地域福祉活動に取り組む南風原町内16番目の小地域福祉ネットワーク「北丘ハイツ階(きざはし)の会」の発足式とミニデイサービス開所式が13日、同町の北丘ハイツ集会場で開かれた。地域のお年寄りやボランティアら約40人が参加した。
住民が共に支え合う地域づくりに向けた取り組み。毎月第1金曜日に同集会場で社協のミニデイサービス、第3金曜日は北丘ハイツ高齢者サロンを開き、健康体操、レクリエーションやカラオケなどを通して生きがいづくり活動を行う。
町社協の大城徳次郎会長は「気軽に楽しみながら参加して」と激励。仲本隆自治会長は「集会所を活用して楽しく過ごしてほしい」とあいさつした。階の会の伊良皆宗謙会長は「地域力を高めるきっかけにしたい。末永く会が発展するよう頑張りたい」と話した。
発足式後にはミニデイサービスもあり、転倒予防体操や室内ゲームで体を動かしながら交流した。参加した野原朝永さん(84)は「地域の皆さんと会話をしながら、体を動かすのが楽しい。次回は妻と一緒に参加したい」と笑顔で話した。