中城城跡、CGで彩る 21、22日「護佐丸伝説」


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報道関係者向けに一部が公開された中城城跡のプロジェクションマッピング=16日夜

 【中城】「世界遺産中城城跡プロジェクションマッピング~音と光で蘇る護佐丸伝説」(主催・同実行委員会、中城村)が21、22の両日、中城城跡で開かれる。中城村の郷土の英雄、護佐丸の伝説をモチーフに、第1~5幕で構成される映像美で観客を楽しませる。

 「プロジェクションマッピング」は、コンピューターグラフィックで色や文字を立体的に投影する映像技術。上映に合わせ、城壁前のステージでは護佐丸(呉屋智さん)と阿麻和利(新垣勇さん)による演舞や、獅子舞、太鼓などの村内の伝統芸能が披露される。
 16日から25日までは城壁のライトアップも開催しており、両イベントとも入場無料(午後5~9時)で楽しめる。
 事業には一括交付金を活用。浜田京介村長は「文化資源を村の観光振興につなげ盛り上げたい」と多くの来場を呼び掛けた。21、22日とも開演は午後7時から。問い合わせは(電話)098(895)2131(内線301)。