バニラエア初就航、那覇―成田 搭乗率80%を目指す、1日4往復へ


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 ANAホールディングス傘下の格安航空会社(LCC)で、11月にエアアジア・ジャパンから社名変更したバニラ・エア(千葉県、石井知祥社長)は19日、運航を始め、那覇―成田線に就航した。使用機材はエアバス320の180席。初日の搭乗率は成田発が97.8%、那覇発が63.3%だった。同社は搭乗率80%を目標に掲げている。

 成田からの第1便を那覇空港で出迎えた北原宏常務は「これから順次増便し、お客さまの利便性を高めていく。定時出発率も75%を目指し、信頼を獲得していきたい」と述べた。
 成田―那覇は27日まで1日1往復、28日から来年3月14日まで1日3往復、同月15日以降は深夜早朝便を加え、1日4往復する。
 東京出身で沖縄在住の男性(37)は「月に1回は東京へ帰るので、安くて手軽に乗れるLCCの存在はありがたい」と話した。
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