軍用地料973億円 本年度当初比1.3%増


この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報社

 【東京】政府は20日、米軍再編・SACO関係費を除いた2014年度防衛費を前年度比2・2%増の約4兆7838億円とすることを決めた。増額は2年連続。沖縄関係費は概算要求額1680億円程度を確保する。

軍用地料は要求額通り13年度当初予算比1・3%増の973億3800万円となった。米軍基地周辺の航空機騒音に対する防音対策事業の助成対象を認可外保育所まで拡大し、設計費や工事費を盛り込んだ。
 小野寺五典防衛相は20日の臨時記者会見で、普天間飛行場の辺野古移設本体工事設計、埋め立て関連経費の計上について「調整中」とした。本年度は県が県外移設を求めていることを受け、計上を見送っている。