前原高で卒業生が講話 仕事や生き方 生徒聞き入る


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前向きに挑戦する大切さを説いた山室江利子さん=18日、うるま市の前原高校

 【うるま】うるま市田場の前原高校(具志堅侃校長)で18日、同校OBが在校生に高校時代とその後の歩みを語る「第9回湛水(たんすい)講演会」が開かれた。弁護士やカメラマン、教員、NPO代表などさまざまな職種や経歴の先輩24人が、学級ごとに仕事で感じたことや職業選択の経緯などを話した。

 3年2組では山室江利子さん(31)が、バスガイドとして就職後に興味を持ったネイルを勉強し、店を開いた経験を講話。「皆さんは夢はありますか? 夢がなくても好きなことにどんどんチャレンジして」と呼び掛けた。
 英語科3年の比嘉はる奈さん(18)は「大人になっても勉強は必要ということを知った」と話した。アコスタ・マリーさん(18)は「仕事をしていても好きなことに挑戦した方がいい」という話に収穫を得た様子だった。