参加呼び掛けDVD 一緒に映画作ろう


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映画製作へ向けて、気勢を上げる関係者ら=19日、名護市のひんぷんガジュマル前

 【名護】名護市の活性化を目的に製作され、来秋公開予定の映画「2つの恋、4人の時間」(仮題、大谷健太郎監督)の撮影が来年1月から始まるのを前に、市民に参加を呼び掛けるDVDの撮影が19、20の両日、名護市内で行われた。稲嶺進市長をはじめ、商工会や観光協会の代表らが出演し、映画製作の意義を訴えた。

地元出演者の選考会も1月に行われる。
 DVDは映画を通した名護市活性化の意義をメッセージにし、リレー形式で市長らが訴える。300枚作られ、年内に市内の主な公共施設などに配られる。市民手作りの映画製作へ出演者だけでなくボランティアも必要としている。
 地元出演者の募集は1月10日まで応募を受け付け、同12日に1次選考、桜まつりが開催される25日に大谷監督も参加して最終選考がある。エキストラも随時募集している。
 映画を製作する名護まち活性計画の末吉司代表は「市民への浸透はこれからだが、参加するチャンネルを多くするきっかけにしたい。さらに輪が広がれば」と市民参加を期待した。