ゾンビ コザ襲う 短編映画を製作 28日の撮影参加者募集


社会
この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報社
製作発表する高山創一監督(左から2人目)と主役のベンビーさん(左から4人目)ら=20日、沖縄市観光協会

 【沖縄】沖縄市観光協会の「沖縄市KOZAフィルムオフィス」は20日、短編映画「ハイサイゾンビ」の製作発表会を、市内事務所で開いた。数十体のゾンビが突如、コザに出現して街を血に染めながらも、お笑いを提供するコメディータッチの映画となる。28日にはゾンビ軍団の撮影が行われ、一般参加者を募集する。

 沖縄市の地域振興とPR活動を目的とした市の支援事業の一環。映画監督は、「オキナワノコワイハナシ」の演出に携わる高山創一さんが務める。
 主役は県内の芸能界で活躍する沖縄市出身のベンビーさんと比嘉恭平さん、ヒロイン役は川満彩杏さんが務める。
 本年度中に完成させて、来年度には国内外の国際映画祭に出品する。県内各地で上映会を予定している。
 高山さんは「沖縄市を舞台にした映画で、新たな『ゾンビのまち』として、地域の活性化に貢献できればうれしい」と話し、来場を呼び掛けた。
 28日午後にゾンビの軍団が出演者らを襲うシーンを撮影するため、参加者を募集する。50人程度で、18歳以上が対象。問い合わせは同オフィス(電話)098(989)5566。