【宮古島】県内最大のサトウキビ生産地、宮古島市の宮古製糖伊良部工場で25日、製糖操業が始まった。県内では竹富町西表島に工場を持つ西表糖業が6日から、宮古地域では宮古製糖多良間工場で24日から操業を始まっており、県内は本格的な製糖期を迎える。
宮古島市によると2013~14年期の市内サトウキビ生産量は台風や干ばつの影響を受け、昨年より約1万トン少ない約29万3千トンを見込む。伊良部工場では約5万7千トンが搬入される予定。初日は約420トンが運び込まれた。事前検査の平均糖度は13・4度。
宮古製糖の安村勇社長は「12月上旬の検査では11月の台風襲来の影響も見られたが、日に日に品質が向上している。安全を第一に、製糖操業に努めたい」と期待を込めた。
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