沖縄市野球場に愛称 「コザしんきんスタジアム」


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「コザしんきんスタジアム」の愛称が決定した、来年2月オープン予定の沖縄市野球場=26日、沖縄市諸見里のコザ運動公園内

 【沖縄】沖縄市(東門美津子市長)は26日までに、来年2月にオープン予定の沖縄市野球場の愛称を「コザしんきんスタジアム」に決定した。

 落成を記念して、2月22日午後1時からオープン戦「広島東洋カープ対阪神タイガース」が開催される。来年迎える市制施行40周年記念事業として、市と経済界が連携して作業を進める。
 広島東洋カープは長年、沖縄市でキャンプを行っている。オープン戦開催に向けて、20日に「広島東洋カープオープン戦開催実行委員会」が結成され、委員長に新垣直彦沖縄商工会議所会頭が就任した。
 顧問として東門市長と小浜守勝市議会議長が就いた。主催は広島東洋カープと同実行委、共催は市と琉球新報社。
 市は新野球場の命名権(ネーミングライツ)のスポンサーを公募し、26日までにコザ信用金庫(沖縄市・上間義正理事長)に決定した。契約期間は2014年2月~19年1月末までの5年間。契約金額は年間650万円になる。
 新野球場はコザ運動公園内に建設中で、来年1月に完成の予定。内野席約7千人、外野席約8千人の計1万5千人の収容が可能となる。
 オープン戦前売り券の販売は1月10日から。全て自由席で、内野席は大人2千円、子ども千円、外野席は大人千円、子ども500円となる。当日券は大人のみ500円高くなる。沖縄市役所や沖縄商工会議所、市観光協会などで購入できる。1月中にはコンビニでも販売する。
 問い合わせは、沖縄商工会議所内の広島東洋カープ沖縄協力会事務局(電話)098(938)8022まで。