川上(男子)中村(女子)頂点 九州卓球県予選


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男子シングルス決勝 落ち着いた試合運びで勝利した川上大和=27日、名護21世紀の森体育館(渡慶次哲三撮影)

 卓球の第14回全九州選手権大会県予選(中学生の部)最終日は27日、名護21世紀の森体育館で個人シングルスと団体決勝リーグを行った。シングルスの男子は川上大和(沖縄東)が、女子は中村陽菜(浦添)がそれぞれ頂点に立った。団体男子は北谷、同女子は真志喜が優勝を飾った。

 個人の上位8人と団体の上位4チームは、来年2月に佐賀県である全九州選手権大会への出場権を獲得した。(記録は後日掲載)

強打をブロック 安定の試合運び/川上、九州で躍進誓う
 男子シングルスは沖縄東2年の川上大和(沖縄東)が安定した試合運びで制した。「地区の1年生大会で優勝して以来、久しぶりの優勝なのでうれしい」と声を弾ませた。
 決勝は、「コースを狙ってゆっくり返す。前陣で落ち着いてやろう」と臨んだ。得意のブロックを繰り出し、相手の強打を低い軌道で返した。2ゲーム連取した後に勝ち急いで第3ゲームを失ったものの、第4ゲームは立て直し、緩急のあるラリーで勝負をつけた。
 九州大会に向けて「ブロックだけでなく攻めることも磨きたい」と課題を挙げ、「自分のプレースタイルで少しでもいい位置にいけるよう頑張りたい」と躍進を誓った。