MESHに3900万円 北部広域が補助、無休運航へ


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補助金交付を受け、記念撮影する北部の市町村長とMESH関係者=27日、名護市宇茂佐のヘリポート

 【北部】北部市町村圏広域事務組合(理事長・稲嶺進名護市長)は27日、民間救急ヘリを運航するNPO法人「MESHサポート」(小浜正博理事長)に運航補助金3900万円を交付した。公的支援を受け、MESHは2014年1月4日から無休での運航となり、医師らのスタッフも拡充する。

 MESHは現在平日のみの運航となっている。14年からは医師を4~5人、看護師、救急救命士のスタッフも増やす。
 補助金は国の北部振興事業を活用し、運航費に1400万円、医師確保など人件費に900万円、利用ニーズなど実態を把握し将来構想に活用する調査に1600万円が使われる。広域事務組合は14年度以降も継続的に支援する方針だ。
 小浜理事長は「補助金で全て賄えるものではないため、これからも住民に支えてもらい運航を続けたい」と語った。