違約金訴訟 1業者が控訴 県発注工事談合事件


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 2005年に発覚した県内土木・建設業者による談合事件で、受注業者に県が工事代金の10%に当たる約4500万円の支払いを求めた訴訟で、一審の那覇地裁判決で支払いを命じられた業者1社が、福岡高裁那覇支部に控訴したことが29日までに分かった。

控訴は20日付。
 他に1社が訴訟を続けていたが、12月18日に那覇地裁で開かれた弁論で、県に約1190万円を支払うことで合意した。県は県議会2月定例会で合意に承認を得られれば、談合問題が実質的に終結するとみていた。