読谷、村人口日本一きょう祝賀式典 万国津梁の鐘で宣言


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城郭入り口のアーチ門前に設置された万国津梁の鐘のレプリカ=30日、読谷村の座喜味城跡公園

 【読谷】読谷村が日本一人口の多い村になることを祝うため、村の座喜味城跡公園に30日、万国津梁の鐘のレプリカが登場した。31日に開かれる祝賀式典(村観光協会主催)で石嶺伝実村長らが鐘を突き、日本一を宣言する。

 鐘が設置されたのは城郭内へ入るアーチ門の前。普段は沖縄コンベンションセンター内につるされている。式典後は来場者も突くことができる。
 村観光協会の比嘉徹さん(52)は、琉球王国時代に進貢船に乗り中国と交易した村の偉人・泰期を挙げ、「泰期は琉球王国の礎をつくった。鐘を突き、日本一の新しい夜明けを祝いたい」と語った。問い合わせは村観光協会(電話)098(958)6494。