読谷、村人口日本一に 座喜味城跡公園で記念式典


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万国津梁の鐘(複製)を打ち鳴らし「日本一の村」を宣言した石嶺伝実村長(左端)ら=12月31日、読谷村の座喜味城跡公園(金良孝矢撮影)

 【読谷】読谷村は1日、全国で最も人口の多い村になった。これまで1位だった岩手県滝沢村が同日付で市に変わったため、2位の読谷村が繰り上がった。石嶺伝実村長らは12月31日、座喜味城跡公園内で開かれた祝賀式典で万国津梁の鐘のレプリカを打ち鳴らし、日本一を宣言。石嶺村長は「村民一丸となり、名実ともに日本一の村を目指したい」と話した。

 村観光協会が同公園で同日に開いたカウントダウンコンサートには約1500人が集まり「日本一の村」の誕生を祝った。
 家族5人で訪れた長浜敏子さん(58)=読谷村喜名=は「とてもうれしい。家族で健康日本一を目指したい」とにっこり。知念誠太君(10)=古堅小4年=は「読谷で一番うまいサッカー選手になりたい」と話した。
 村人口は10月末現在で4万680人。村は2月、日本一の村の「引き継ぎ式」のため村文化協会メンバーと共に滝沢市を訪れるほか、3月8日には村文化センター鳳ホールで記念コンサートを開く予定だ。