国立青少年の家 特別賞 トム・ソーヤコンテスト


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無人島で7日間のサバイバルキャンプに挑戦する子どもたち=昨年7月、渡嘉敷村儀志布島

 【渡嘉敷】「第12回トム・ソーヤスクール企画コンテスト」(安藤スポーツ・食文化振興財団主催)の受賞団体がこのほど発表され、渡嘉敷村の国立沖縄青少年交流の家(佐藤良一所長)が主催して、7月28日から8月3日の6泊7日で実施した「無人島アドベンチャーキャンプ~みんなとちがう夏・冒険しょうぜ!~」が、推奨モデル特別賞(1団体)を受賞した。

 コンテストは、全国の学校や団体から自然体験の企画案を公募、その実施を支援し、優秀な活動団体を表彰する。推奨モデル特別賞は、プランニングや指導の方法、計画を実施に移す過程などが多くの学校や団体の参考モデルになると認められた企画に贈られる。
 受賞した活動内容は、カヌーをこいで無人島に上陸し、野宿しながら子どもたち自身が自主的、主体的に行動し、仲間と協力して活動するサバイバルキャンプ。沖縄の自然や地域性を生かした内容の充実さが評価された。
 青少年の家の佐藤所長は「この受賞を機に、次年度は新規性や創造性などさらに工夫改善を重ねていきたい」と抱負を語った。表彰式は25日に横浜で行われ、表彰状や副賞20万円、カップヌードル1年分が贈られる。
(米田英明通信員)