「太陽の花」ブランドの県花卉(かき)園芸農業協同組合(宮城重志組合長)は3日、浦添市伊奈武瀬の同組合出荷センターで初荷出発式を開いた。
参加した生産者や輸送業者らは、キクや切り葉を集荷するため、中北部の集入荷センターに向かうトレーラーを見送った。
初荷出発式であいさつに立った宮城組合長は、昨年夏ごろから営業を続け、年末予約注文の販売増加に取り組むなどした結果、2013年12月の出荷本数が前年比46%増の3800万本、販売高は前年比15%増の14億2千万円を見込むと報告した。
また「生産者の経営安定につなげるためにも3月の春彼岸に向け力を入れて取り組み、年間販売高70億円を目指したい」と決意を述べた。
集荷したキクなどは4日の初競りに向け、全国へ出荷された。