台湾漁船が火災、漂流 宮古島沖、乗組員5人不明


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ブリッジ部分を焼失し漂流する台湾漁船「正財利」=4日午後、宮古島北東約80キロの海上(第11管区海上保安本部提供)

 4日午後0時40分ごろ、宮古島北東約80キロの公海上で、台湾漁船「正財利」がブリッジ部分を焼失し漂流しているのを海上保安庁の巡視船が発見した。火災を起こしたとみられる。船や周辺海域に人影はなく、海保が巡視船や航空機で付近を捜索している。

 台湾漁業省から11管に入った情報によると、船は先月14日に台湾・蘇澳の漁港を出港した。乗組員は5人だという。宮古島海上保安署によると、船には海水が入り込んでいる。