プロ野球選手に会えた! 井口さんらこども病院訪問


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井口資仁選手(前列左から3人目)ら6選手の訪問を受け、笑顔を見せる子どもたち=10日、南風原町の県立南部医療センター・こども医療センター

 千葉ロッテマリーンズの井口資仁選手、阪神タイガースの鳥谷敬選手らプロ野球の6選手が10日、南風原町の県立南部医療センター・こども医療センターを訪ね、病気で入院している子どもたちを励ました。

 マリーンズの細谷圭選手、小池翔大選手、福岡ソフトバンクホークスの李杜軒(リートゥーシェン)選手、埼玉西武ライオンズの大崎雄太朗選手も参加。同センター4階プレイルームには約20人の子どもが集まり、選手からサインをもらったり、握手をしたりして交流した。目を輝かせながら選手と写真を撮る子どももいた。選手らは病室も訪ね、一人一人に声を掛けた。
 中学2年生の喜友名朝生君(14)は「本物に会えてうれしい。僕も退院したら野球がしたい」とはにかみながら語った。細谷選手は「病気と闘う姿に僕らも力をもらった。子どもたちのために活躍して、元気を分けたい」と力強く話した。