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成田空港で出発前の日航ボーイング787から白煙が発生、メーンバッテリーに発熱の痕跡が見つかったトラブルで、日航は15日、本格的な原因調査を始めた。
今後、バッテリーを取り外して、製造したGSユアサ(京都市)の施設で分解調査することも検討している。全日空と日航は、点検を強化するなどして他の787は通常運航を続ける方針。
日航によると、胴体下部から白煙が出た14日午後4時15分ごろ、バッテリーの充電や使用はしていなかった。8個ある電池のうち1個が何らかの原因で発熱、電解液が沸騰して気化し、煙となってダクトから排出されたとみられる。
(共同通信)