JICA研修生50人がもちつき 浦添、出来たて味わう


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慣れない手つきで餅をつく海外からの研修生=9日、浦添市前田のJICA沖縄国際センター

 【浦添】JICA沖縄国際センター(小幡俊弘所長)は9日、海外研修生に日本の文化を体験してもらおうと、浦添市前田の同センターで「新春もちつき大会」を開いた。アジア、アフリカを中心とした23カ国の出身者ら約50人が慣れない手つきで餅をつき、出来上がった餅を味わった。

 餅つきは、ほとんどの研修生が初めての体験。小幡所長は「餅つきは新年を祝い、幸せを願う催し。ついた餅は粘り気があるので、のどに詰まらせないように気を付けて」と英語で紹介した。
 スワジランドから障がい者福祉などを学びに来県したマンダ・ミトゥラさん(40)は「初めてだったが、とても楽しむことができた。味はあまり口には合わなかったが、またやってみたい」と笑顔で話した。