県ホテル協会が設立 会長に平良朝敬氏


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「県ホテル協会」の設立趣旨などを説明する平良朝敬会長(中央)ら=15日、那覇市の沖縄かりゆしアーバンリゾート・ナハ

 県内の観光振興の底上げなどを目指した「県ホテル協会」が15日、設立された。賛助会員を含め約140社の県内ホテルで構成。会長にかりゆしグループの平良朝敬CEO(最高経営責任者)、副会長には南の美ら花ホテルミヤヒラ(石垣市)の宮平康弘社長とオキナワマリオットリゾート&スパ(名護市)の坂本公敏総支配人が就いた。

今後、日本ホテル協会沖縄支部と連携し、宿泊税の導入や耐震診断、改修問題など県内ホテルが抱える課題などに対応していく。
 同協会では2014年度に「観光政策」「観光推進」「観光人材育成」に関する検討委員会を設置し、3本の事業を中心に進めていく。正会員は沖縄かりゆしアーバンリゾート・ナハやロワジールホテル那覇など44社、賛助会員は95社となっている。
 同日、県ホテル協会は那覇市の沖縄かりゆしアーバンリゾート・ナハで設立の内容を発表した。平良会長は「県内ホテルに特化した問題に対応し、各ホテルの発展につなげていきたい」と話した。