県代表に伊良波さん　漁業者交流全国大会へ

　第１９回県青壮年・女性漁業者交流大会（主催・県、県漁業協同組合連合会）が１７日、那覇市の県水産会館で開かれ、漁業関係者ら約２００人が参加した。最優秀賞に当たる県知事賞には、伊良部漁協青壮年部の伊良波宏紀さんが選ばれた。

３月５、６の両日に東京で開かれる全国大会に県代表として参加する。
　伊良波さんは「伊良部島の活性化と加工品開発」と題し、港の清掃活動や漁民大運動会の開催による地域交流活動を紹介。小型マグロ（シビ）を使った加工品開発も進めているとし「安定的に販売できるルートを開拓することも必要だ」と強調した。
　大会では、伊江漁協の八前隆一組合長による発表もあった。伊江島産水産物を使った商品開発や飲食店経営などの取り組みを紹介し「漁業者だけの利益を優先するのではなく、島民に役立つ仕組みづくりをしていきたい」と述べた。