2013年の沖縄観光客 最高641万人


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 県文化観光スポーツ部が20日発表した2013年(1~12月)の入域観光客数は前年比9・9%増の641万人3700人となり、暦年で過去最高を更新した。過去最高だった08年の604万5500人を大きく上回った。

内訳は国内客が7・4%増の586万2900人、外国客が46・2%増の55万800人となった。新石垣空港の開港や格安航空会社(LCC)など国内外の航空路線の新規開設や拡充、円安に伴う海外客の旅行需要増などが大幅増の要因。
 国内客は、東京方面が7・0%増の292万1300人、関西方面が13・7%増の114万8800人、福岡が2・8%増の71万2200人、名古屋が7・4%増の48万300人など。
 外国客は、台湾が67・6%増の23万5600人、香港が45・3%増の8万4300人、韓国が2・3倍の8万人だった。尖閣問題の影響で中国本土は31・2%減の4万7800人。
 一方、12月の入域観光客数は前年同月比11・2%増の51万5500人で、12月単月として初めて50万人を突破した。
英文へ→6,410,000 tourists visit Okinawa in 2013 – a new annual record