浦添発映画 製作へ 25日から撮影、3月公開


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映画をPRする出演者ら=17日、浦添市役所

 【浦添】浦添市の地域発信型映画「たま子とマジムンとチョーチカーの呪文」の製作記者会見が17日、浦添市役所で開かれた。映画は市経塚の石碑に封印されていたマジムンが飛び出し、それを食い止めようと奮闘する子どもたちを描く。高山創一監督は「浦添の歴史、史跡を生かした現代のファンタジーを作りたい」と語った。

 作品は約30分の短編で、3月20~24日の第6回沖縄国際映画祭で公開される予定。25日から市経塚、安波茶、仲間を中心に撮影が行われる。主演のたま子を演じる池間夏海さん(11)は「初めての主演で緊張しているが、一生懸命演技したい」と笑顔を見せた。会見には、出演する松本哲治浦添市長、山城智二さん、宮川たま子さんらも参加し、作品をPRした。
 映画祭をサポートするうらそえ応援団の石川丈正団長は「キャッチフレーズは『浦添を楽しもう!』。浦添市の魅力が詰まった映画になると思うので、上映を楽しみにしてほしい」と話した。
 応援団は26日に市仲間のようどれ館で行う撮影のエキストラを募集している。問い合わせはうらそえ応援団事務局(電話)098(877)4606。