関西国際空港を拠点とする格安航空会社(LCC)のピーチ・アビエーション(大阪)の井上慎一最高経営責任者(CEO)は23日、那覇空港のLCC専用ターミナルで、国際線の搭乗手続きが2月10日から可能になると発表した。
7月以降那覇空港を第2の拠点として、国際路線を順次拡充させる計画だ。那覇市内で報道陣に明らかにした。
ピーチは現在、那覇―台北線を就航している。これまでは国際線ターミナルで搭乗手続きを実施してきたが、LCC専用ターミナルの利用で、国内線と国際線間の乗り継ぎ時間が短縮できるなど利便性が高まるという。
一方、同社総合企画部の遠藤哲部長は、琉球新報社の取材に対し「片道4時間圏内の東南アジアの都市を視野に入れて、早ければ2014年度中に新規路線を開設する」と話した。