【中部】プロ野球ソフトバンクに所属する東浜巨投手(沖尚高―亜細亜大出)とのふれあい交流会が19日、うるま市勝連総合グラウンドで行われた。東浜投手が所属していた少年野球「与那城ストロング」の宮里薫監督が声を掛け、同日の中部北支部学童軟式野球新人大会の表彰式にサプライズ登場。「諦めずに頑張れば夢はかなう」と呼び掛けた。
東浜投手は、後輩とキャッチボールをしたり、各チーム投手の投球を確認するなど熱心に指導。野球少年やその母親たちが色紙やカメラ、グラブを片手に東浜投手を囲み、熱い視線や笑い声があふれた。
交流会の質問タイムで「何を食べて大きくなったんですか」との質問に東浜投手は「好きな物は沖縄そば。だけど昔は全然(量を)食べなくて『よーがりー(痩せっぽち)』と言われた。大学4年で18キロ増えた」と明かし「みんなはたくさん食べてたくさん寝て、たくさん野球して」とアドバイスした。
東浜投手とキャッチボールをした高江洲スパローズの親川太陽君(11)=高江洲小5年=は「投げ方や球の速さが監督よりすごかった。キャッチボールできてうれしかった」と語った。