名護でロケ開始 波瑠さんら主演映画「風と海と恋と」 市民も参加


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ガジュマルの木の下で撮影する波瑠さん(中央)と小柳友さん(右)=24日、名護市久志

 【名護】名護市の活性化を目的に製作される映画「風と海と恋と」(大谷健太郎監督)の撮影が24日から名護市などで始まった。初日は、同市内で主演の波瑠さん(22)や小柳友さん(25)らが出演する場面を撮影した。初めてひんぷんガジュマルを見たという波瑠さんは「すごい生命力を感じた。空気もいいし、いい初日だった」と振り返った。

 映画は波瑠さん、小柳さんと竹富聖花さん(18)=愛知県出身、桜田通さん(22)が主演し、4人の男女が織り成す恋物語を描く。初日は市民エキストラも参加して撮影が進んだ。
 ロケ前には関係者50人がひんぷんガジュマル近くで安全を祈願。映画の成功を願い、大谷監督らが玉串をささげた。
 映画は名護まち活性計画有限責任事業組合を主体に製作され、今秋公開を予定している。映画を起爆剤として名護市への誘客30万人を目指し、カフェなど交流拠点の整備も行う。