季節の県産食材PR 県、73店でキャンペーン


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沖縄旬仕立てキャンペーンを説明する県などの関係者ら=27日、県庁

 県は、県産品の消費拡大を図ろうと、季節ごとの県産食材を使った「沖縄旬仕立てキャンペーン」を今月1日から始めている。離島を含む県内飲食店を中心に旬の県産食材をPR。消費拡大に加え、沖縄の「食文化」や「おもてなしの心」をアピールし観光客誘致につなげる狙い。

 春夏秋冬それぞれ旬の食材をPRする予定で、2月28日までは冬季キャンペーンとして島豚を売り出す。「県飲食業生活衛生同業組合」と「おきなわ食材の店」加盟店73店舗で島豚を使ったメニューを展開。クーポン特典やギフト券が当たるキャンペーンを実施しており、店舗数は今後増える見込み。2カ月間で約6500万円の売り上げを見込む。27日、県庁で会見した県商工労働部国際物流推進課の宮城直人班長は「生産、加工、販売業者、各業界と連携しオール沖縄で展開していく」と話した。
 事業を請け負うアドスタッフ博報堂の上江洲安広専務執行役員は「季節ごとに沖縄を訪れる観光客の属性は変わる。この事業を通して沖縄の食を知ってもらい観光客全体の客単価の向上を目指す」と話した。
 キャンペーン実施店舗はホームページで紹介している。
 アドレスはhttp://okinawa-syun.jp/index.html