【中国時報】立法院長が今月訪中 胡主席ら首脳と会談へ


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 立法院(国会)の王金平院長(議長)は、3月に中国を訪問する意向で中国側と調整を続けており、すでに基本的な同意が得られていることが分かった。王院長は政府首脳と会談する予定で、中国政府は国賓待遇で迎えることにしている。
 今回の訪問では、胡錦濤主席との会談が予定されているほか、北京大学と清大学で講演を行うことになっている。
 王院長は、2008年の総統選挙に国民党代表として立候補すると見られているが、この訪中はライバルの馬英九国民党党主席が汚職疑惑で起訴されたため、出馬により積極的になった表れとみられている。
 先日、台北市で行われた市民との対話の場でも、普段は現政権への批判を控える王院長には珍しく、政府の大陸政策を強く批判。「台湾の経済を救うには中国大陸との関係改善以外にはない」と述べている。