NHK会長発言 那覇市長「違和感ある」


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 那覇市の翁長雄志市長は5日の記者会見で、NHK籾井勝人会長の従軍慰安婦などをめぐる発言などに関し、「一番平和を欲する沖縄からすると価値観などに少し違和感がある」と述べた。

 翁長市長は特定秘密保護法の成立や集団的自衛権行使容認の議論、靖国神社参拝問題などについて触れ「この一年間、要職にある方の積極的な発言が出てきている。日本の国論が大きな枠の中で語られている感じだが、価値観などに少し違和感がある」と語った。
 来県するキャロライン・ケネディ駐日米大使については、父親のケネディ元米大統領を尊敬していたと述べ、「親近感と同時にどのように(沖縄の現状を)見てもらえるのか。お父さんと重ねて考えるところがある」と述べた。
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