コラソン逃げ切れず 大崎電気に24―31


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 日本ハンドボールリーグ(JHL)の琉球コラソン(5位)は9日、高松市香川総合体育館で大崎電気(2位)と対戦し、24―31で敗れた。通算成績は6勝7敗1分けとなり、順位は5位のまま。

 コラソンは13―18で迎えた後半、守備からリズムをつくり逆転に成功したが、終盤に連続失点が続いて逃げ切れなかった。
 次戦は16日、沖縄市体育館で北陸電力(9位)と対戦する。

大崎電気(11勝2敗)
31―24(18―13,13―11
琉球コラソン(6勝1分け7敗)

◆POへの気合空回り
 プレーオフ(PO)進出への気合が空回りしたか。琉球コラソンは、後半で逆転に成功しながら勝ちきれなかった。「ミスで勝ちどころを失った。惜しい試合を落としてしまった」。東長濱秀吉監督の声にも悔しさがにじんだ。
 5点を追う後半。持ち味の守備から流れをつかむと棚原良のシュートなどで追い上げ、一時は2点のリードを奪った。
 だが、ここで悪い癖が出た。ノーマークのシュートミスに退場者。攻守にかみ合った前日がうそのような自滅だった。
 4位の湧永製薬が残り3試合で1勝でも挙げればコラソンのPO進出は消える。「湧永の残りの相手は全て強いので望みを懸けたい」と棚原。せめて最後のホーム戦までは、来季の話はしたくない。