石垣市長選 主要政策を発表


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(左から)政策を発表する中山義隆氏、政策を発表する大浜長照氏

 【石垣】2月23日告示、3月2日投開票の石垣市長選へ立候補を予定している中山義隆市長(46)と大浜長照前市長(66)が10日、主要政策をそれぞれ発表した。

 中山氏は「日本一幸せあふれるまち」を基本姿勢に大型バース整備が計画される石垣港を活用したアジア・ゲートウェイ構想の推進、水族館や博物館の整備、MICE(企業の報奨旅行や国際会議など)施設の整備推進を挙げた。
 中山氏は「1期4年間でマニフェスト(公約)のほとんどに着手できた。2期目もスピード感を持ち、企業感覚、市民目線の政治をしたい」と強調した。
 大浜氏は「市民こそ主人公」の政治を強調。高齢者のインフルエンザ予防接種無料化、高度機能を有する八重山病院の建設、小中学校へのクーラー設置、非核平和都市宣言などに基づく平和行政の推進などを主要政策に掲げた。
 大浜氏は中山氏との年齢の違いに触れ「貧しい生活を体験し、互いに助け合い、命を大切にし、老人を敬う考えがある。平和への思いも強い」と強調した。