「公文書館移管が必要」 建白書扱いで防衛相


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 【東京】小野寺五典防衛相は12日の記者会見で、オスプレイ配備撤回や普天間飛行場の県内移設断念を求める「建白書」が来年4月以降に廃棄されることについて「私個人としては公文書館に送る必要があると今は考えている。期限までに検討したい」と述べ、保管期間内に取り扱いについて結論を出す考えを示した。

 県内の全市町村長や議会議長らが署名し、昨年1月に安倍晋三首相に提出した建白書については、政府が請願書としてではなく、行政文書として処理し、防衛省内で保管している。県内からは国立公文書館などに移管するよう求める声が上がっている。