「近く再訪願っている」 ケネディ大使が離沖


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 来県中のキャロライン・ケネディ駐日米大使は13日午後2時半すぎ、沖縄での全日程を終え、那覇空港から離沖した。ケネディ氏は離沖前、同日正午ごろ、米軍普天間飛行場の移設先、名護市辺野古のキャンプ・シュワブ沿岸部を陸路で訪問した。

 空港で、ケネディ氏は「さようなら。ありがとう。すばらしい旅行だった。近く再訪できることを願っている」と述べ、足早に空港入りした。
 ケネディ氏は12日、名護市の稲嶺進市長と会談し、辺野古を訪れたいとの意向を明言していた。辺野古視察に先立ち、在日米海兵隊の基地司令部機能があるキャンプ瑞慶覧などを視察。米軍関係者を激励したとみられる。
 辺野古は米軍ヘリで上空から視察する予定だったが、天候不良のためヘリでの視察は取りやめ、陸路で辺野古を訪れた。
【琉球新報】