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【沖縄】島袋芳敬前沖縄市副市長(64)は16日、沖縄市内で記者会見し、4月27日投開票の沖縄市長選に革新・中道系の与党候補として立候補することを正式に表明した。
島袋氏は「日米両政府により県民の意向が踏みにじられる極めて重大な時期だ。オール沖縄で米軍基地の整理縮小を目指す」と訴えた。
島袋氏は泡瀬沖合埋め立て事業について「現行計画を前提として今後の施策を考える」と述べ、経済的合理性や環境保全に配慮して現計画を進めるとした。
米軍牧港補給地区から嘉手納弾薬庫知花地区への一部施設移転については「新たな基地建設には反対」と表明。嘉手納基地の機能強化にも反対の立場を明確にした。普天間飛行場の返還・移設問題は「県外・国外を達成したい」と話した。
市長選には保守系の野党候補として桑江朝千夫県議(58)も出馬表明している。
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島袋 芳敬氏(しまぶくろ・よしのり)50年1月生まれ、本部町出身。沖国大卒。06年に副市長に就任。今月辞任した。