東良和氏、CEO会長に 沖縄ツーリスト


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 沖縄ツーリスト(OTS、那覇市)は17日、東良和社長(53)が最高経営責任者(CEO)会長に就任する役員人事と、新たに県内と本土をそれぞれ独立採算で運営する事業部門制(カンパニー制)を導入する組織改編を発表した。

役員改選は3月1日付で、組織改編は4月1日付。新組織は、県内・海外事業と本土事業の2部門制とし、県内の「OTSカンパニー」社長に平良健常務執行役員(54)、「本土地区カンパニー」社長に秋山武久専務(51)が就く。代表権は東会長だけが持つ。
 17日の株主総会と取締役会で承認した。役員人事では新たな取締役として、平良氏と執行役員の中村靖(53)、宮平彰夫(48)、沖山真樹(43)、田淵英治(44)、飯田康史(41)の6氏が昇格した。
 OTSカンパニーの常務に中村氏、取締役に宮平、沖山の両氏が就任した。本土地区カンパニーの常務には取締役の江口大治氏(44)、取締役に田淵氏と飯田氏が就いた。
 東会長は「成長が見込まれる分野には集中的に経営資源を投入し、アジア・世界の需要を取り込んでいく」と抱負を述べた。