沖縄国際映画祭、ゴリさんら来場呼び掛け


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 【東京】第6回沖縄国際映画祭のプログラム発表会見が19日、新宿の吉本興業本社で行われ、県出身お笑い芸人「ガレッジセール」のゴリさんと川田広樹さんらが来場を呼び掛けた。

 沖縄市を舞台にした「ロクな人生」という短編映画の監督を務めたゴリさんは、「沖縄市はコザ暴動も起きた基地の街で、基地問題を抱えたことでさまざまなアーティストが誕生した。映画を通してディープな沖縄を知ってほしい」と話した。
 映画祭は3月20日から24日まで、沖縄コンベンションセンターと周辺地区(宜野湾市)を中心に、桜坂劇場・国際通り周辺(那覇市)、北谷町など各地で開催される。
 第6回のテーマは「島ぜんぶで、お~きなこと」。同映画祭の実行委員会委員長を務める吉本興業の大崎洋社長は「沖縄で地域おこしのお手伝いをさせていただいている」と述べ、同映画祭による地域貢献を強調した。
 沖縄国際映画祭は2009年から毎年開催され、昨年は過去最多の約42万人を動員し、「今やエイサー祭りのように沖縄の風物詩になっている」(ゴリさん)。
 毎年恒例となっているレッドカーペットは沖縄コンベンションセンター(映画祭2日目)と那覇市・国際通り(4日目)の2会場で行う。