並里成、琉球キングスと再契約 「チームに貢献する」


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並里 成

 プロバスケットボールbjリーグの琉球ゴールデンキングスは21日、NBAなど米国でのプレーを目指していた並里成(コザ中―福岡第一高出)と選手契約を結んだと発表した。

 並里は昨季までキングスでポイントガードとして活躍し、シーズン終了後の6月末に渡米。NBA下部のNBAデベロップメントリーグ(NBADL)のドラフト対象選手に名前が挙がったが、指名には至らず昨秋には帰国、個人で練習していた。
 球団は「プレーする場所がなく苦しんでいる逸材にバスケをさせてあげたいとの思いで、並里の希望を受け入れることになった」と経緯を説明。並里は「チームはとても良い状況なので、僕が入ることでさらにプラスになるよう貢献したい」とコメントした。
 試合への出場時期は未定で、本人の状態やチームとの連係などを見て判断する。背番号はこれまでの37番から3番に変わる。