【名護】名護市環境企業組合(比嘉孝也代表理事)が取り組む制服リユース(再利用)事業に協力した小中高校への感謝状と寄付金の贈呈式が21日、市大東の環境行政発信拠点「なごころ」で開かれた。
2013年度で市内の8小学校、7中学校、3高校から制服や式服など合計180着がリユースのためになごころに無償提供された。
ゴミ減量化や環境保護につながる取り組みは2年目。なごころは2着目としてリユースの制服使用を呼び掛けており、各校は児童、生徒会中心で周知活動などに取り組んでいる。
同組合は、リユースのために服を提供した学校には、制服1着ごとに500円、式服1着ごとに300円の寄付金を贈った。
最も多い32着の制服が集まった名護中2年の比嘉穣さん(14)は「自分も知り合いから2着目をもらった。捨てたらゴミだけど、使う人がいれば地球環境にも優しい」と笑顔で語った。