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沖縄総合事務局は25日、2019年12月完成、20年3月31日の利用開始を目指す那覇空港第2滑走路の建設に向けた海上工事に着手した。海上工事に先立ち1月からは、護岸に使うコンクリート製ブロック製作など陸上での工事・作業を糸満市などで始めている。
25日は工事海域を囲む灯浮標(とうふひょう)(黄色のブイ)設置を開始。作業員らがクレーン船を操縦し、高さ1・5メートルの黄色のブイを海に投入した。今後仮桟橋設置や海底を掘削する浚渫(しゅんせつ)工事などを進める。
那覇港湾・空港整備事務所の坂克人所長は「安全かつ効率的に工事に取り組みたい。サンゴ移植や汚濁防止膜など環境保全対策も進める」と説明した。
新たな滑走路は長さ2700メートルで、現滑走路から1310メートル沖合に建設する。総合事務局は3月1日に那覇市内で起工式を行う。