社会

観光振興へ連携決意 慶良間国立公園記念シンポ

国立公園指定の意義などについて議論した記念シンポジウム=27日、那覇市泉崎の琉球新報ホール

 慶良間諸島が3月5日に国立公園に指定されるのを前に、記念シンポジウム「世界に誇る宝の海 共生・発展に向けて」(主催・渡嘉敷村、座間味村、琉球新報社)が27日、那覇市泉崎の琉球新報ホールで開かれた。

基調講演やパネル討議を通し、「保護」と「利用」の両立を図りながら、慶良間を世界に発信していくことを確認。「慶良間ブランド」を構築し、渡嘉敷村、座間味村が一体となって観光振興に取り組んでいく決意を示した。
 琉球大学理学部海洋自然科学科教授の土屋誠氏が「けらま 自然と人間の共存モデル」と題して基調講演。「国立公園に指定されることが最終目的でなく、自然の重要性を意識し、良好な関係を後世に残すことが重要だ」と指摘した。
 パネル討議には土屋氏、座間味昌茂渡嘉敷村長、宮里哲座間味村長、新垣徹渡嘉敷村商工会長、又吉英夫座間味ダイビング協会会長が登壇。友寄隆哉琉球新報社編集局地方連絡部長が進行役を務めた。
 座間味氏は今後、観光客が増える可能性を挙げ「受け入れ態勢を整えていく必要がある」と指摘。宮里氏は「海を守るため、ダイビング協会と連携し、統一した条例作りが重要だ」と強調した。新垣氏は渡嘉敷、座間味両村による新たな観光商品の開発を提案し、「両村共通のイベントを企画するなどの戦略も重要だ」と指摘した。又吉氏は「指定をきっかけにさらに協力し、大々的に宣伝していく必要がある」と知名度向上につなげる必要性を訴えた。
英文へ→Symposium commemorating the designation of the Kerama Islands as a national park









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