ロシア、軍投入決定 欧米との対立決定的


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2月28日、ウクライナ南部クリミア自治共和国バフチサライで道路脇に停車するロシア軍部隊の装甲兵員輸送車など(AP=共同)

 【モスクワ、キエフ共同】ロシアのプーチン大統領は1日、ロシア系住民の保護を理由に、ウクライナに軍を投入する方針を表明、憲法の規定に従い上院の同意を求め、全会一致で承認された。ウクライナの政変で生じた混乱に乗じ、公然と軍事行動に踏み切る立場を鮮明にしたことで、欧米との対立は決定的となる見通しだ。

 部隊はロシア系住民が多いウクライナ南部クリミア自治共和国に投入するとみられる。
 ロシアが国外で軍事行動に踏み切るのは、2008年にグルジアから独立を求める南オセチアを支援する名目で軍事介入して以来。
(共同通信)