【中国時報】沖縄2路線目要求へ 日台航空交渉で台湾側


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 民用航空局の張国政局長は3日、今月行われる日台航空交渉で台湾側として、沖縄路線への2社目の航空会社乗り入れと宮崎、鹿児島、富山、福島への新たな定期便開設を要求することを明らかにした。
 日本は昨年、台湾との航空協定改定の際、日本路線を運営する航空会社数や輸送量についての制限を大幅に緩和した。日本国内からの台湾航路開設の要望も多いため、国内線を運営する遠東航空や復興航空など3社は、日本へのチャーター就航の可能性が高まったとして、乗り入れを強く要望してきた。
 遠東航空の関係者は、中国との週末定期チャーター便の就航も近く、中国市場への参入拡大に加え、日本への新たな乗り入れも決まれば、高速鉄道が及ぼした国内航空業界へのダメージを一気にぬぐい去ることができると、期待を高めている。