風防落下、オスプレイ緊急着陸に抗議 嘉手納町議会


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F15戦闘機の風防落下事故に対する抗議決議を全会一致で可決する嘉手納町議会=6日午前、同議会議場

 【嘉手納】米空軍嘉手納基地所属のF15戦闘機1機が風防を沖縄近海に落下させた事故を受け、嘉手納町議会(徳里直樹議長)は6日午前、本会議冒頭で原因究明までの飛行停止などを求める抗議決議と意見書を全会一致で可決した。

 2日に同基地で発生した垂直離着陸輸送機MV22オスプレイの緊急着陸に対する「欠陥機オスプレイの嘉手納基地への飛来禁止を求める意見書」と抗議決議も全会一致で可決した。
 奥間常明基地対策特別委員会委員長は「県民、嘉手納町民をどこまで愚弄(ぐろう)するのか。怒りはマグマのごとく頂点に達している」と訴えた。【琉球新報電子版】
→F15風防ガラス落下事故への抗議決議全文 嘉手納町議会
→オスプレイ飛来禁止を求める意見書全文 嘉手納町議会