県議会野党などによる知事選候補者選考委員会の第2回会合が8日、那覇市の社民党県連で開かれ、政策に関する基本姿勢について協議した。今月末に予定する次回会合で合意に達する見通しで、その後、候補者の選定作業に入る。
会合後、選考委座長の新里米吉社民県連委員長は基本姿勢に関する各党の意見について「一部で宿題は残っているが、90%はまとまった」と説明。各党が協議内容を持ち帰り、内部での了解、確認を経た上で次回会合で取りまとめ、公表する。
新里氏は協議の進捗(しんちょく)について「順当に進んでいる。互いに違いを理解し合い、どうまとめるかという良い雰囲気で話ができている」と説明した。