豊見城市出身の平良真弥さん(25)が2月までに、九州・沖縄で初めて女子のフットサル2級審判員に合格した。
那覇高校時代にサッカーを始めた平良さん。大学でフットサルに転向し、各チームが県リーグに参加する条件となっている4級審判員の資格を取ったのがきっかけだった。
現在も選手としてReaLO☆69(リアルラブロック)という県内のチームに所属している。チームで大会なども催しているため「上級審判員の資格があればスムーズな運営ができるし、活動の幅も広がる」と、さらに上級の資格を目指すようになった。
2級審判員の試験は1月下旬、長崎で行われた。体力や筆記、実技などの内容を2日間かけて受験した。実技試験では時間の計測に誤差が生じるハプニングもあったが、すぐに時間を戻して試合を再開したことが評価され、合格に至った。
「合格の知らせを受けるまでは自信がなかったので、(合格通知が来て)うれしかった」と、笑顔を浮かべる。「いろんな試合で笛を吹けるように、挑戦していきたい」と、飛躍を誓った。