ホテル・ホテル訓練水域一部解除 日米合同委員会で合意へ


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 【東京】小野寺五典防衛相は20日午前の会見で、沖縄本島東の米軍ホテル・ホテル訓練水域の一部の使用制限解除について、同日午後の日米合同委員会で合意すると発表した。解除の開始時期や使用の在り方など詳細については、沖縄防衛局と米軍側で現地協定締結して決めるとした。

 小野寺氏は「負担軽減が実感できるよう、要望に応えていきたい」と述べた。
 同訓練水域の一部使用については昨年10月の日米外交・防衛担当閣僚による安全保障協議委員会(2プラス2)で合意していた。合意では東経129度より西側についてマグロはえ縄漁など一部の漁法を認めるが、パヤオ漁など漁具が長期間海中に設置される漁は引き続き認めないとしている。【琉球新報電子版】