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サッカーキャンプ誘致の成果などを話し合う第3回意見交換会が20日、金武町立中央公民館で行われた。サッカーチームを受け入れている市町村や宿泊施設、FC琉球の関係者らが参加し、本年度のキャンプの状況などを報告した。
県は競技場の芝生の養成に力を入れるなど、サッカーチームの受け入れに向けて基盤整備を強化している。本年度はJリーグのセレッソ大阪やヴィッセル神戸など国内外14チームがキャンプを実施。FC琉球の下地良代表は「Jリーグチームの誘致を強化してきて、良い結果が出ている」と手応えを口にした。Jリーグチームとの練習試合やサッカー教室を行う機会が増えていることに触れ、「沖縄のサッカーレベルの向上にもつながっている」と話した。
J2のコンサドーレ札幌などを受け入れた金武町の担当者は「サッカー教室で子どもたちに夢を与えられた。一方で情報発信の手法や町民利用との調整など難しさもあった」とキャンプの成果と課題を発表した。参加者からは「協力会のような形で地域と一体となった取り組みも進めた方がいい」などの意見が出された。