比嘉一貴首位、玉城1差 全琉アマゴルフ第2日


この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報社
18番、アプローチショットを放つ比嘉一貴=25日、本部町のベルビーチGC(桑原晶子撮影)

 第52回全琉アマチュアゴルフ選手権大会(県ゴルフ協会、琉球新報社主催)第2日は25日、本部町のベルビーチGC(一般、シニア6552ヤード、ミッドシニア6172ヤード、ともにパー72)で一般の部の予選第2ラウンドと、シニア(50~59歳)、ミッドシニア(60歳以上)の部の予選ラウンドを行った。

一般は初日4アンダーで単独首位発進した比嘉一貴(本部高)が7オーバーと崩れたが、通算3オーバーで首位をキープ。1打差の2位に通算4オーバーの玉城元気(宜野座高)がつけた。シニアは當真嗣雄(美ら)と神谷長惇(守礼)が78で並び、ミッドシニアは嘉陽宗賢(嵐山)が74で単独首位となった。大会最終日は27日に同会場で、一般は2ラウンド36ホール、シニアとミッドシニア、レディース(A・Bフライト)は18ホールで決勝ラウンドを行う。

◆13番ボギー響く比嘉一
 初日4アンダーをマークした比嘉だったが、2日目は7オーバーと大きく崩れた。
 インスタートとなった2日目は、天気も良く風もあまり無く、ゴルフをするには絶好のコンディションだった。
 しかし、前半13番でボギーをたたいてからリズムが狂った。14番でもボギー、16番(パー5)ではティーショットを大きく右に曲げてしまい、OBのダボ。18番(パー4)でも2打目がグリーンを越えてボギーとなった。
 後半は何とか持ち直し、7番までは2バーディー2ボギーに抑えたが、8番でこの日2度目のダボをたたき、大きくスコアを落とした。
 「通算でもオーバーにしてしまい、もったいない」と肩を落とした比嘉。予選ラウンドの2日間で2桁のアンダースコアを出す狙いだったが、目標の6アンダーには届かず「朝からモチベーションが上がらなかったから、あえて目標を高く設定したんだけど…」と、悔しい表情を浮かべた。
 それでも何とか単独首位の座は守った。1打差の2位には、一つ年下の玉城元気がいる。「最低でも優勝。大差をつけたい」。決勝ラウンドでの盛り返しを誓った。(仲本文子)